【Q&A】交通事故にあわれた患者さまのよくあるご質問
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◆Q1. どのくらい通院すればいいですか?
【通院の回数】
― できるだけしっかり通院してください。毎日でも大丈夫です。
治療効果を得るには、少なくとも週1回は診察とリハビリを受けてください。リハビリ(物理療法)は、回数を増やしたほうが効果が出やすく、週1回ではすこし少ないかもしれません。可能であれば毎日受けていただいても結構です。
※ 2週間以上通院しないと、保険会社から対応を打ち切られることがあります。
【通院のしかた】
― 忙しくて診察を受ける時間がない方は、リハビリだけでも受けてください。
お時間のない方はリハビリだけ受けていただいても結構です。その際には、かならずスタッフに現在のお身体の状態をお伝えください。
当院では、患者さまの情報は医師とスタッフで共有していますが、できるだけ週1回は診察を受けてください。
医師がしっかりと症状を把握することで、治療がスムーズに進みます。また、保険会社による補償の打ち切りを防ぐためにも大切です。
【通院の期間】
― むちうちの治療期間は人それぞれですが、3か月以上かかることも少なくありません。
お怪我のぐあいによって様々ですが、特に頚椎捻挫(むちうち)は数か月症状が長引くことが多いです。
最初は「骨折してないから、すぐに治るのでは?」と思うかもしれませんが、腕や手先のしびれ、違和感がある場合、症状が治まるまでに予想以上の期間を要することもあります。
◆Q2. 整骨院を利用したいのですが、保険会社から主治医の許可をもらうように言われました。どうすればいいですか?
【当院の方針】
― 当院では整骨院利用を同意する場合もあります。ただし条件があります。
当院の患者さまが、当院に通院を続けていただいたうえで、診療時間外や休診日に整骨院を併用する場合、当院の担当医が同意する場合もあります。
ただし、整骨院との間では、施術内容などの情報を当院と共有していただく必要があります。
【整骨院に対する保険会社の対応】
保険会社は、整骨院を利用とする患者さまには「主治医の許可を得てください」と応答することが多いです。
これは、多くの整形外科の医師が整骨院の利用に否定的であることを知っているためです。
保険会社自身も、整骨院の利用をあまり好ましく思っていません。
【医師が整骨院の利用をすすめない場合】
なぜ、医師は整骨院の利用に否定的なのでしょうか。当院に限らず、医師は、以下のような理由から、整骨院の利用をすすめないことが多いのが実情です。
- 整骨院の施術内容が分からない
整骨院では、どのような施術が行われているか、それに対する患者さまの反応がどのようなものか、適切な情報が提供されない場合、医師が治療方針に責任を持てない場合があります。 - 事故との因果関係が不明になることがある
整骨院の先生(柔道整復師)は医師ではないため、「診断」をすることが法律上認められていません。
そのため、長引く症状に対し、リハビリを続けていても、症状と事故の因果関係があるのか証明できません(診断書も出せません)。
整骨院をメインで通院すると、保険会社が必要な治療期間を判断するとき、あるいは自賠責保険で後遺障害の判定を受ける際に、長引く症状と事故との因果関係が不明になり、適切な補償を受けられない可能性があります。
医師としては、できる限り、患者さまの症状について保険会社に対応、補償するように説明しようとしても、整骨院メインで整形外科の通院が少ないと、患者さまにとって、不利に影響する場合があるのです。
【医師と整骨院の連携について】
上記のような問題点があるため、当院では、整骨院の併用を希望される患者さまには、整骨院の施術を「事故によるケガに対して有効な治療」と認めるため、整骨院が患者さまの情報を当院と共有していただくことが大前提となります。
また、最低でも週1回程度は、当院を受診し診察していただき、患者さまの状態を確認する必要があります。
しかし、医師と積極的に連携を取っていただける整骨院は少ないのが現状です。その結果、治療の打切りだけでなく、その後の補償にも影響が出ることがあります。
最後に
整骨院を利用したい場合は、まず当院の担当医にご相談ください。
通院予定の整骨院の先生が情報共有についてご協力いただける場合には同意できる場合があります。
ただし、整骨院の通院がメインになると、保険会社の補償において、不利になる場合があることをご理解ください。
関連ページ
当院で行っている交通事故の治療・対応については、下記のページもご確認ください。







